ミュンヘンの悲劇
CLはやっぱりドイツ勢が両方勝ち上がってしまいました。Rマドリーはきわどいところまで追いつめて、試合も面白かったのですが、バルサは全くダメでしたね。これで決勝を見るテンションがかなり下がったのは事実。まあ、こんな年もあるでしょう。
昨日、映画「ユナイテッド・ミュンヘンの悲劇』(2012英 ジェームズ・ストロング)を見ました。1958年のマンチェスター・ユナイテッドの選手を乗せた飛行機事故、ミュンヘンの悲劇を描いたものだけど、サッカーファンとして気になったのがフットボールリーグとの日程の駆け引き。欧州でのチャンピオンズカップと国内リーグとの日程調整、カップ戦を考慮して日程を調整してほしいというマンU側の提案を受け入れないフットボールリーグ。今でもそういう事ってあるんだろうなと思ってしまいました。
プレミアの過密日程やCLの間にクラシコというスケジュールのリーガ・エスパニョーラとか、まあ、調整するのが難しいのかもしないけど、ファンとしては何とかしてやってくれよと思ってしまいます。3日前に死ぬ程テンション上げて、またって、普通考えても無理じゃない。
その点でも、今期のCLでドイツ勢が残ったというのは、リーグがうまくいっている証拠ということか。自国のチームが欧州で残ってこそのリーグ戦だと思うだけど、各国リーグの会長等の思惑はまた違っているんですかね。さらに、スポンサーやTV放映なんてことも絡んでくるといろいろ歪みもでてくるだろうな。特にアジアとか中東とかグローバルな事情もあるんだろうし。
映画に戻ると、フットボールリーグの代表であるアラン・ハーデイカーが悪役のように描かれているけど、そのへん本当はどうなのでしょう?イギリスではハーデイカーの描き方が薄っぺらすぎると批判する人もいるみたいだけど、いろいろな立場で違ってくるのだろうから、そのへんを掘り下げた映画も見たいものです。
個人的に映画のテイストとして、ユニフォームの感じとかスパイクとかスタジアムとか、あのころの感じが伝わってよかったです(どのくらいリアルかはわかりませんが)。今程派手じゃない時代の感じも含めて。
12/13チャンピオンズリーグ準決勝2nd leg
Rマドリー 2-0 ドルトムント
12/13チャンピオンズリーグ準決勝2nd leg