風間監督の戦術
今週の水曜日はJリーグ広島対川崎をTV観戦。思った以上に面白かったですね。特に川崎が。正直、今までは風間監督のフロンターレがあまり好きではなかったのですよね。なんとなくなんですけど。でも、昨日見てその気持ちが変わりそうです。
なんでだかまだよくわかりませんが、他のJのチームと明らかに違うんですよね。やり方が。
この日は結果負けたけど、フロンターレが意味のある感じ(なんか意図ってあるんでしょ、きっと)でボールをよくポゼッションしていた印象だし。前半0-2のビハインドから後半途中選手を入れ替え2-2に追いつくという采配は深みを感じました。
試合後の監督のコメントを聞くと「前の人数を広島と合わせて」システムを変えたみたい。(フロンターレのサイトのレビュー読むと3バックに変更)結局、追いついた後にまた2点取られちゃったけど、それは佐藤寿人の個人能力(ザックも心動いたんじゃない)。佐藤寿人がいなかったらどうなっていたか!?。
以前のインタビューを読むと風間監督は「自分がやろうとしている守備はユベントスの守備に似ている」と答えていました。「ブレーの選択肢を奪う守備」という意味らしい。ハイプレスをしかけず、それとは方向性の違う守備を志しているんですかね。
攻撃の時の中村憲豪、大久保、レナト、風間の動きや狙いも明らかに他のJチームと違う感じだし、DFとMFの間にいろいろな選手が入ってボールを受けようとしているのもバルサっぽいくて悪くない。ユベントスの守備とスペイン的な攻撃となるとこれはちょっと凄いことになりそうですね。うまくいけばの話だけど。
でもそのへんのところも含めて、もう少し試合を見て研究したい感じがしてきました。とりあえず、現在HDに前節の鹿島戦が録画してあるので、それを見てみようと思ってます。
そいうえば、次節は等々力で川崎対浦和だった。広島と戦った後の浦和戦で川崎が有利なのか不利なのか?浦和も今節が川崎対広島戦だったことで、川崎戦対策を練りやすかっただろうから、見物ですね。特に川崎が3バックでくるのかどうなのか。いろいろ興味深いところです。もちろん、次節は浦和の勝利を願いますけど。
2013Jリーグ 第15節
サンフレチェ広島 4-2 川崎フロンターレ
EDIONスタジアム