サッカー日記ブログ版

TVたまにスタジアムでのサッカー観戦記

スペイン敗退しちゃいまいた

スペインが敗退しちゃいましたね。どうしたものか?内容も酷いものでした。その訳はそのうち誰かが教えてくれるだろうからそれを待ちたいと思います。

まあ、「この調子で勝ち上がってもね」という感じの調子だったので、素直に受け入れた方がいいでしょう。

もちろん、リーグ戦やCLの疲れもあっただろうし、単純に選手の衰えもあったのかも。それに相手もスペインのサッカーを研究するだろうしね。ただ、一番不思議なのは、あの見事なディフェンスがまったく影を潜めてしまったということだな。こうなると、やっぱりペップの事を思わざるを得ない。ペップはむしろディフェンスの哲学が素晴らしいと聞いたことがあるけど、あの囲い込みというか、プレス。あっという間に相手からボールを奪い取るサッカーは、恐ろしく緻密な戦術、ポジショニングからきているとすれば、ペップがバルサから離れて久しい今となっては、スペインのディフェンスがこうなるのはむしろ必然なのかもしれない。となると、来期のバイエルンを見て、このスペインの敗退を検証する必要があるのかもしれなのかな?

なんて、御託を並べてみたけど、単純に今のスペインは強くなかったということだけなんだけどね。

 

 もう一試合、オーストラリアはオランダに食らいついたけど駄目でした。いい試合はしたんだけど。何か肝心なものが足りないのかな。それが、何なのか?細心の注意を払わなければいけない場面で、ただ一度だけそれを忘れてしまったことなのか?ロッベンに決められたのは、その一度だけのあまりにも軽い対応をしてしまったことの代償だった様な気もするし、ファンペルシーの得点もうまいチームならキッチリオフサイドを取っていたかもしれない。「ディティールで決まる」って言葉をここでも思い出さざる得ない。結局、90分の中でそれをしてしまうチームは負けて、相手の間違いを付けるチームが強いということなのかもしれないな。

 

ただ、この試合で一番心に残るとすれば、ケイヒルかもしれない。いつみてもそうだけど、ケイヒルは人が持ってないものを持ってるんじゃないかって思ってしまうんですよね。不思議な力というか。大袈裟に言えばメッシにもロナウドにもない何かを。ケイヒルはサモアの血が流れているらしいけど、ヨーロッパ人でも南米人でもない勘というか感性みたいなものがあるんじゃないかって思えるんだよな。エバートン時代のラストの年は得点が取れなくなって、さすがに不思議な力も衰えたのかな?と思っていたけど、まだもう少しできそうな感じでしたね。たぶん、ワールドカップは最後だろうけど。