サッカー日記ブログ版

TVたまにスタジアムでのサッカー観戦記

カランカ

 アギーレ監督解任ですか。残念!

 

ところで、FAカップ4回戦、ミドルズブラがマンCに勝ってしまいました。驚きましたね。でも、単純に番狂わせというだけじゃなく、いろいろ見所もありました。

 

この試合の興味をそそったのはミドルズブラの監督がアイトール・カランカだったこと(知らなかった)。カランカというえば、Rマドリー時代にモウリーニョ監督の下、コーチだった人物。(この頃は、wowowの契約をしていたのでリーガも見ていました)メディアとの関係が悪かったモウリーニョに変わって、ちょくちょく試合前後の会見をしていたのがカランカだったですね。

 

あの頃は、モウリーニョの横に座って弱々しい印象さえあったカランカだったけど、監督になるとさすがに違って堂々としてました。

コメントから推測するに、かなりモウリーニョをリスペクとしているみたいだけど、戦術的にもその守備意識は完全にモウリーニョの意志を受け継いでいるかのようでもありましたね。ガツガツハードに守備する訳でもないし、人数をかけて囲い込むというやり方でもないように見えたんだけど、全体のバランスがすごくいい。連動しているというのか、ボールから一番遠い選手でさえボールと相手選手を見ながら糸で繋がっているように微妙なボジションチェンジを繰り返しているというのか。これって守備意識とかという事以上に、もっと技術的戦術的な繊細な決めごとがあるでしょう(まあ、一試合みただけの感想だけど)。

 

ミドルズブラは現在2部相当のチャンピオンシップで僅差の3位(2位以内なら自動昇格)。そして驚きの28試合で失点が18という少なさ。プレミアで現在の最少失点がサウザンプトンの17点だけど、これは23試合消化してだから、それより5試合多い試合数でこの失点というのはすごい。

 

モウリーニョとの関係からかチェルシーからのレンタルも何人かいて、Rマドリーユースの若手もいるらしいので、選手の質もいいのかもしれないですね。こうなると今季のFAカップと来季のプレミア昇格を期待したくなりました。

ただ、次のFAカップ5回戦の相手がアーセナル。もう少し軽いチームと当たって欲しかったな。

 

14/15 FAカップ 4回戦

マンチェスターC 0-2 ミドルズブラ

シティ・オブ・マンチェスター