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サッカー日記ブログ版

TVたまにスタジアムでのサッカー観戦記

俺はズラタン

ズラタン・イブラヒモビッチ自伝」(東邦出版)面白かったです。終始オレ様口調で、悪道ぶりが隠す事無く書かれていました。ギャグのつもりなのかは分からないけど、最後まで自転車泥棒だとか万引きというキーフレーズが出てくるのがなかなか面白かったし(高校生くらいまでは、しょっちゅうやってた節があるけど、自転車泥棒も万引きも、本人はどうも悪い事だとは思っていないみたい)、お涙ちょうだいも、自慢げな物言いがないのも良かったですね(勿論、俺様流ではあるけれど)。

さらに、冒頭からペップへの文句も強烈(これが細かなディティールまで書かれていたのは意外でした。もちろん、イブラ目線でだけど)で、全体として言う事無い面白さ。イメージ通り過ぎて驚きました。俺様感が過ぎてくると、案外「俺はビビリなんだ」とビビリなエピソードも織り交ぜてバランスをとってましたし。

 

そんな内容なので子供が読んだらどうなのかとも思うけど、幼少から高校時代の境遇や世間の敵意みたいなものに負けないメンタリティには学ぶ事はあるでしょう。誰も頼らない。信じるのは自分だけという信念は流石というしかない。ただ、コーチの言う事は聞かない、チームメイトを怒鳴るという事を繰り返し、あげくの果てにクラブ関係の親達にはバッシングされて孤立というのは、子供としてはかなりハード。並大抵じゃ潰れてしまうだろなと思いました。まあ、月並みだけど、そのハートの強さがあるからここまでビックになったということなんでしょうね。

 

全編イブラの一方的な発言だから、それを踏まえて読まないとペップあたりはかわいそう。でも、容赦がなないから面白かったのは間違いないけどね。