堀采配
ACL決勝第一戦。
なかなか面白かった。
前半圧倒された中での後半45分。堀監督の状況の把握と判断は流石でした。
おそらく誰が見ても問題は、相手のサイドバック背番号2の選手にいい様にプレーされていた宇賀神のサイド。さて後半はどうするのか?
で、僕がハーフタイムに考えたのは以下の三手。
1、宇賀神をベンチに下げて槙野を左サイドに回す。ただこれだとセンターバックに誰を入れるかが問題になってくる(ベンチには那須はいたが試合感的に大丈夫か)
2、ラファと武藤の左右を入れ替える。
3、青木または長沢に宇賀神のサイドを見る様に指示を出す。(攻撃が半減するかもしれないがしょうがない)
で、後半見てみると、どうも前半の4−1−4−1から4-4-1-1のような並びになっているみたいだった。実際は、監督や選手がコメントしてないのでシステムを変えたのか、始めからそうだったのかはわからいが、明らかにバランスが良くなっていた。
中盤の上下の距離感が狭くなったので、宇賀神がサイドから上がってくる選手をみても空いたスペースを誰かが下がって埋められるので、結果的に相手の右から攻撃を止める事ができた(ように思った)。
しかも、ラファエル・シルバがズラタンと交代すると柏木が中盤4枚の位置に下がり、ズラタンが前線で守備をするので余計守りに安定感がでた感じ。
試合後の会見で、堀監督は宇賀神のところに問題があったんじゃないかという記者の質問にこう答えていました。
堀 孝史監督「我々はチーム全体で戦っています。その局面を見ればそのように見える場面もあるかもしれませんが、全体の問題だと思います」
多くは語らないけど、渋いですな。
さて、埼スタではどんな戦い方をしてくるのか。案外予想を裏切る選手起用をしてくることもあるのでそこが見所ですね。
とにかく、第一戦で終わらなくて良かった。