サッカー日記ブログ版

TVたまにスタジアムでのサッカー観戦記

スアレス嫌いの解説者

BS世界のドキュメンタリー『プレミアリーグを作った男たち』(制作・イギリス2011年)を見ました。このドキュメンタリーによるとプレミアリーグを作ったのはビック5(たしかリバプール、マンU、アーセナルトッテナム、エバートンの5チームだったかな)の経営トップの人たちでした。ドキュメントには出てこない裏側はいろいろあったと想像できるけど、ほんの少し内幕を覗いただけでも、よくプレミアリーグを作る事が出来たなって思います。スタジアムの安全だとか、暴力だとか、お金の分配の事とかいろいろあって変えなければいけない時期でもあったのでしょうけど、様々な既得権益とかもあるだろうし、何より100チーム近くあるフットボールリーグをどうするのかという問題もあって、人気チームだけが放映権目当てに独立ということもあり得た訳だから、プレミアリーグができたのって奇跡的な事なのかもしれません。

 

1992年にプレミアリーグが創設されて、それまでのフットボールリーグが下部リーグとなったわけだけど、気になったのは、今のフットボールリーグとプレミアリーグの関係。そのへんはここでは語られていなかったので、ちょっと気になってしまいました。まあ、長い歴史があるのでそうスッキリとした話にはならないんだろうな。こんどはFAも絡めたディープなところもドキュメントしてくれたらうれしいですね。

 

 

で、今期のプレミアリーグだけど、最近一番見ていて面白いのがリバプールの試合。ブレンダン・ロジャース監督のチームづくりも実を結び始めたみたい。スタリッジが加入し、その後コウチーニョも加入してからは、スアレスも今まで以上に威力を発揮し始めている感じで、この調子だと得点王も夢じゃない感じだね。リバプールももしかして奇跡のCL圏内なんてこともあるかもしれないな。

 

何て思っていたんだけど、ところが、今節のリバプールは吉田摩耶のサウザンプトン戦でなんと1-3の敗戦。楽勝だと思っていたんだけど、どうしちゃったの。しかも、この日の中継がスアレス嫌いの解説者(リバプール嫌いでもあるのかも)。別にリバプールファンではないけど、最悪の気分だね。

まあ、いろいろな考え方の人がいるからいいんだけど、「メディアではこう書いていた」とか、「あの人はこんな事を言っていた」とか、人の言葉を借りて批判するのが、どうにも鼻にかかるんだよな。それに毎度出てくる「スアレスが外しまくっていなれば…っていうサッカー観」。確かに数字からすればそうだろうけど、シュートまで持っていける能力を評価しないのはどうかと思うよ。

ツイッターをのぞいてみると、この人の解説のときは、副音声で聞くって言う人がちらほら。そりゃそうだろう。今度はそうしようかな。ただ、憎たらしい解説を聞きつつ、結果スアレスが点を取ってリバプールが勝ったりすると、それはそれで快感ではあるんだけど。

 

 

12/13プレミアリーグ 第30節

サウザンプトン 3対1 リバプール

セントメリーズ・スタジアム