土壇場の守り
日曜日の仙台対浦和戦。またかよ!と言いたくなる追加タイムでの失点で引き分け。勝てば首位と煽り立てていた実況アナウンサーも心なしかしょんぼりしているようでした。それにしてもやってくれるね、今期浦和を見てきた人はきっとみんな同じ様な思いだったんじゃないかな?
まあ、そんな試合だったので、言いたい事もたくさんあって、あれがだめで、これもだめで、監督の采配はどうなってんだとか、いろいろ書いてやろうと意気込んだんだけど、どうしたことか熱でダウン。昨日は一日寝っぱなしで過ごすという体たらく。
そんなんで一日空くと気持ちも変わるもんで、あの試合も遠い過去の記憶のようになり、怒りもどこかへ消え失せちゃいました。
唯一引っかかるとすれば、選手交代の意味が伝わっていたのかどうかということ。後半早々から原口、梅崎周辺のスペースの空き具合は心配だった。だからミシャ監督が山田暢久と坪井を投入して、バランスを取り戻したいというの当然のような気もしたけど。でもあのバタバタ感はなに。以前、同じ形を一度だけ見た事があったけど、そのときは確かより攻撃的にシフトしようとしての変更だったような。ということは今回は準備なし。というか見切り発車?まさか、そんなことないだろうけど。ちょっとそんな感じに見えたのはプレッシャーか、それとも軽いトラウマか?この感じやられちゃうパターンだよ!って見てる方は思ったけど、やっている選手もそうだったのかもね。
マルシオがいたら、梅崎からマルシオで何にも問題なかったんだろうけど。使える選手の層の薄さが出ちゃったという事なのかな。
レッズ戦が終わってCLのドルトムント対アーセナル戦を見たら、ベンゲル監督も0-1からの残りの時間を守りにいってました。なんとベルメーレンを入れての5バック気味(アンカーにいれたのかも)に。で結果0-1での勝利。さすがアーセナル、レッズとは違う。
と言いたいけど、実はジュルーに変わったベントナーがやっちゃったのは見逃しちゃあいけない。あれでやられてたら、レッズ戦に続いて同じ悪夢を見るところだった。
追加タイム近く、相手陣内のコーナーフラッグ付近で得たフリーキックを何故か、オフサイドポジションのエジルにアホのようにパス(正になんにも考えずにパスを出してたのがすごくアホっぽかった)。時間稼ぎしなきゃいけない時間帯に何しとんじゃ。と思っていたら、そのボールをドルトムントは驚異的なスピードでゴール前まで運んで、あわや。何とか失点は免れたけど笑うに笑えないベントナーのプレーでした。
終盤、今何をしてはいけないかを知ってるって大事です。当たり前だけど。
2013Jリーグ 第31節
仙台 3-3 浦和 宮城スタジアム
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