サッカー日記ブログ版

TVたまにスタジアムでのサッカー観戦記

ファーガソン

知らなかった。サンチャゴ・ベルナベウの屋根には1300台のヒーターがついていて、常に体感10~12度に設定しているということだそうです。なんだそれ、すごいな。ドイツなんかだと完全に屋根がしまるドーム式というのはけっこうあるのだろうけど、ベルナベウは屋根しまんないよな。たしか。冬でもあったか、ぜいたくだけどうらやましい。

 

そのサンチャゴ・ベルナベウで行われたCL決勝ラウンド、Rマドリー対マンUの1st leg。1-1のドローだったけど、かなり中身の濃い試合でした。やっぱりこれだけの選手と監督が揃えば、こんな試合を見せてくれるんだね。香川も悔しいながらも感激していたようでした。ただ、その香川に対してはメディアの評価は分かれているようですで、「良い働きだった」と評価しているメディアもあれば、「失望」「効果なし」「ほとんど試合に関われなかった」などかなり辛辣なものもあるみたい。日本では概ね香川には好意的だけど、ぼく自身は今のところ、ちょっと大丈夫かな?という感じの方が上回っていて心配してます。まあ、1年目だし怪我もあったのでその辺を割り引いて、今期はやれることをやって、来期にチャンスをもらったら頑張るという事でいいのかもしれない。けど、本人はそんな呑気なこと考えてないだろう。メディアは厳しいしね

 

でも、冷静に考えると、この試合もインパクトを残す事は出来なかった香川に対して、ファーガソン監督は案外あれでいいと思っているかもしれない。1点取ってのドローだし、押されっぱなしで負けなかったのは勝ちに等しい。もちろん、押されてたのは守りの意識が勝っていたからで、計算済みでしょ。フィル・ジョーンズを起用したのもそのためだろうし、(ロナウドをよく抑えていた)バレンシアを使わず、ルーニーを右に入れてトップ下香川というのも守りを考えての事というのは言わずもがな。スピードで勝負できるけど、持ち過ぎてたまにチョンボする(そんなイメージを持ってます)バレンシアは使いづらかったからだと思うし、そこにルーニーを使った方が当然守りは安定するもんな。という事で香川は守りは「目をつぶる」いうことでしょう。ファーガソンからすれば、「香川はあれでよかっぺ」ということなんじゃなかな(かなりひいき目にみてます)。香川に限らず他の前線の選手の使い方見てても、やっぱりファーガソンって名匠ですね。いまさらだけど、見通している感じがある。あの無邪気さにだまされちゃダメですね。ただ、香川本人はどっかでインパクト残さないという焦りは当然あるだろう。ファーガソンって見切りつけたらバッサリいくからな。

 

ところで、その香川がCロナウドについて「ロナウドは世界ナンバーワンの選手だと肌で感じた」ってコメントしてました。これはもちろんメッシより凄いとかじゃなくて、ロナウドってやっぱりすげーなということで言ったのでしょう。確かに最近また凄くなったような。左足でも凄いの決めだしたし。一時より明らかにコンディションがよさそう。少しだけど大人になったようにもみえる。そんなロナウドに対して、マドリーのスタンドのファンも反応が変わってきたような。バロンドールでメッシにはロナウドはかなわないだろうなと思っていたんだけど、案外今度こそロナウドってこともあんのかな何て。まあ、バルサがタイトル総なめとなると無理だろうけど。

 

 

 

12/13チャンピオンズリーグ 決勝ラウンドベスト16 1st reg

Rマドリー 1-1 マンチェスターU

サンチャゴ・ベルナベウ